【大学受験2014】医学部の定員は過去最多の 9,069人…7年で1,444人増

 文部科学省は1月27日、平成26(2014)年度医学部入学定員の各大学の増員計画について、1月の追加申請状況を発表した。3大学から計8人の追加申請があり、定員の合計は9,069人となった。

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医学部入学定員の推移
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 文部科学省は1月27日、平成26(2014)年度医学部入学定員の各大学の増員計画について、1月の追加申請状況を発表した。3大学から計8人の追加申請があり、定員の合計は9,069人となった。

 これまで医師の養成数については、昭和57年および平成9年の閣議決定により、入学定員を7,625人まで抑制してきた。近年の医師不足に対応するため、平成20年度より入学定員を増員し、平成25年度までに9,041人に増員した。

 平成26年度は、22~25年度と同様に「地域医療への従事を条件とした奨学金、選抜枠の設定(地域枠)」「研究医養成(研究医枠)」「歯学部の定員振替(歯学部振替枠)」の3つの枠での増員を認めた。また、地域枠については、2013年12月時点で、大学と都道府県の調整が未了で申請に至らなかった例があったため、1月に追加申請を受け付けた。

 1月時点で新たに追加した大学は、「埼玉医科大学」「東京医科大学」「東海大学」の3大学の計8人で、すべて地域枠での申請となった。12月公表分の5大学20人と合わせると、平成26年度増員計画数は、総計8大学28人。平成26年度定員の合計は9,069人で、増員開始前の平成19年度と比べ、1,444人増加した。
《工藤めぐみ》

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