東京都教育委員会は2月24日に実施した都立高校入試「理科」の問題に誤りがあったと、2月27日発表した。該当の問題については、受検者全員を正解とし、一律5点を加点するという。 誤りがあったのは、理科の大問3の問3で、月の道筋が図6のように秋分の日の太陽の道筋とほぼ同じになるときの月と地球、太陽と地球の位置関係と、秋分の日の太陽の道筋とほぼ同じ道筋を通る月を組み合わせたものとして適切なものを4つのうちから1つ選ぶ問題。正答を「エ」としているが、問題文の読み方によっては、「イ」という別の解答が成立することが判明。 採点上の対応として、理科の大問3の問3は、受検者全員に一律5点を加点する。対象となるのは、理科の学力検査を実施した147校39,896人。なお、2月28日(金)の合格発表は予定通り行われる。