進研ゼミのタブレット講座を体験、子どもだけで学習が進む仕掛けが魅力

 タブレットで学ぶ進研ゼミ小学講座「チャレンジタッチ」が2014年4月に開講する。9.7インチの大型タッチパネルを搭載した専用端末でどのように学習が行われるのか、タブレットを使って体験した。

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チャレンジタッチのタブレット
  • チャレンジタッチのタブレット
  • 正しい持ち方ができるようデザインされたタッチペン
  • 待機時のタブレット、学習開始時間になるとアラームが鳴る
  • SDカードスロット、mini USB端子、イヤフォンジャックなどを装備
  • 専用カバーには、ペンホルダーを用意
  • 専用カバー背面、タブレットを最適な角度に調整できる
  • 200万画素のカメラ
  • 学習中誤って押すことがないよう、ホームボタンはタブレット上部に設置
 ほかにも、「○○を見直そう」「まずは○○と考えてみよう」など、音声でヒントが与えられるので、親が見ていなくても、子どもは自分で正解へとたどりつくことができるようデザインされている。

◆子どもが一人で学習を進められるよう設計

 学習を進めると、ごほうびとして、タブレット上で楽しく学べるゲームやお話などのお楽しみコンテンツが宝箱に入り、コラショが「あれ?まだ見ていないアプリが届いているよ」と教えてくれる。

 コラショは、さまざまな場面でナビゲーターとして登場。たとえば、残っている問題があると「○○の問題がまだ残っているよ」といった具合だ。コラショやキャラクターたちの励ましを通じて、知らず知らずのうちに勉強に取り組める。

 答え合わせの場面でも、紙の教材では、低学年のうちは親が丸付けをしていたが、タブレットの場合は答え合わせも自動で行える。間違った箇所に応じて解説も行われるため、親が介入しなくても、子どもだけで学習を進めることができる。

 何より、動画や音声の解説はわかりやすくて楽しい。勉強をさせられているという意識はなく、どんどん先に進みたくなる。これがタブレット学習のメリットではないだろうか。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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