兵庫県は3月4日、公立高校入学者選抜の志願変更・特別出願後の確定数を公表した。全日制の倍率は前年より0.01ポイント高い1.11倍、定時制は昨年度より0.12ポイント低い0.69倍となった。 同県の公立高校入学選抜は、2月21日から25日まで願書を受け付け、27日から3月3日まで志願変更を受け付けていた。県外から保護者の転勤などの理由によって兵庫県の公立高校に特別に出願することができる「特別出願」はなかった。 全日制普通科は、定員19,626人に対し、志願者数は21,265人で倍率は1.08倍、定時制普通科は定員1,040人に対し志願者数は782人で倍率は0.75倍。 倍率の高い全日制普通科高校は、西宮東高校が1.62倍、尼崎双星高校が1.53倍、六甲アイランド高校が1.53倍、神戸高校が1.28倍など。定時制は摩耶兵庫高校普通科(昼間部)が1.95倍、小野工業高校機械科が1.1倍だった。 学力検査は3月12日に実施し、19日に合格発表が行われる。