【高校受験2014】福岡県立高志願状況、全日制1.25倍

 福岡県は3月3日、公立高校の志願変更受付後の確定数を発表した。県立高校全日制の倍率は1.25倍で前年度より0.02ポイント下がった。また、学力検査日の11日は自治体で東日本大震災の追悼サイレンを鳴らすことから検査時間を一部変更する。

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県立高校全日制の志願者数(一部)
  • 県立高校全日制の志願者数(一部)
  • 市町(組合)立高校の志願者数
  • 定時制高校の志願者数
  • 学力検査の時間変更内容
 福岡県は3月3日、公立高校の志願変更受付後の確定数を発表した。県立高校全日制の倍率は1.25倍で前年度より0.02ポイント下がった。また、学力検査日の11日は自治体で東日本大震災の追悼サイレンを鳴らすことから検査時間を一部変更する。

 入学願書の受け付けは2月18日から25日まで行い、志願先の変更は26日から3月3日まで受け付けた。

 全日制の県立高校は92校で、入学定員は23,840人に対し、志願者数は29,807人だった。倍率が高かったのは県立高普通科では、修猷館高校1.82倍、香椎高校1.82倍、城南高校1.73倍など。

 また、市町立の全日制高校は8校で、入学者定員2,200人に対し志願者数は3,049人。倍率は1.39倍で前年より0.01ポイント上がった。倍率が高かった普通科高校は福岡西陵高校1.62倍、北九州市立高校1.58倍など。

 別の日程で入試が行われる全日制の組合立高校は2校あり、定員360人に対し志願者数は1,016人。倍率は2.82倍で前年より0.18ポイント下がった。

 定時制は市町立、県立あわせて27校あり、定員1,080人に対し志願者は540人で倍率は0.5倍。

 学力検査は3月11日に実施されるが、複数の自治体で東日本大震災の追悼サイレンを14時46分に鳴らすため、同時間帯に英語のリスニングテスト中であることから、英語のテスト検査時間14時45分開始を14時50分からに変更し15時45分まで行う。その後の数学(追加問題)の検査時間も5分繰り下げて行う。

 学力検査終了後の個性重視の特別試験を実施する高校は、時間を5分繰り下げる。国語、数学、社会、理科については検査時間の変更はない。詳細については検査当日、検査場の高校で示される。

 合格発表は3月18日に行われる。
《田中志実》

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