Z会「国語力検定」の申込受付を開始…全国140以上の大学で評価対象

 Z会は、同社の国語力研究所が主催する国語力検定および国語力基礎検定の申込み受付けを3月4日より開始した。国語力検定は中学生以上を対象に、国語力基礎検定は小学3年生以上を対象に実施される。

教育・受験 その他
国語力検定
  • 国語力検定
  • 成績表
  • 国語力検定認定証
  • 問題の一例
 Z会は、同社の国語力研究所が主催する国語力検定および国語力基礎検定の申込み受付けを3月4日より開始した。国語力検定は中学生以上を対象に、国語力基礎検定は小学3年生以上を対象に実施される。

 国語力検定は、「読む力」「書くための力」「聞く力」「話すための力」「総合的国語力(異なる地域や時代の言葉の理解や一般的教養も含めた国語の力)」の5つの力に分けて国語の能力を客観的に測る検定試験。

 6月15日に札幌市、仙台市、宇都宮市、さいたま市、東京23区内、横浜市、千葉市、長野市、三島市、静岡市、名古屋市、大阪市、京都市、神戸市、広島市、福岡市の全国16都市の試験会場および倉敷市、高松市、徳島市の認定会場で実施される。

 問題は、一問一答式の知識分野と聞き取り問題・読解問題の理解分野から出題される。問題の種類は固定しておらず、毎回、力を測定するためにさまざまな問題が出されるという。

 成績表は、検定実施日の1か月後に送付。「読む力」「書く力」「聞く力」「話す力」「総合的国語力」の5つの能力の到達度グラフや総合得点、「知識」「理解」分野別得点などが記される。

 国語力検定の級取得は、入試や教育現場において国語力を証明するものとなっており、早稲田大学や関西学院大学、関西大学など、全国140以上の国公立・私立大学の推薦・AO入試などで、評価の対象となっているという。

 小学3年生以上を対象とした国語力基礎検定は、問題が送付され自宅で受検することが可能。年齢制限はないが、中学生以上は国語力検定の受検を推奨している。

 申込み期限は5月2日、インターネット、郵送、書店で受け付ける。

◆国語力検定
対象:中学生~社会人(年齢制限なし)
受検料:2,600円
試験実施:6月15日(日)
試験会場:札幌市、仙台市、宇都宮市、さいたま市、東京23区内、横浜市、千葉市、長野市、三島市、静岡市、名古屋市、大阪市、京都市、神戸市、広島市、福岡市
※倉敷市、高松市、徳島市の認定会場でも実施

◆国語力基礎検定
対象:小学3年生以上(年齢制限なし)
受検料:1,600円
※聞き取り問題でCDを使用するため、CDプレーヤーが必要
試験日:5月30日(金)~6月15日(日)のうち都合のよい日
答案提出締切:6月18日(水)必着
《水野こずえ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top