新聞トレーニング「時事学」2022年度版オンライン教材

 考学舎は、オンライン教材「時事学」の2022年度版の配信を、2022年4月より開始した。最新の新聞記事を題材に、世の中の動きを知り、思考力を鍛える。基本コース月額800円(税込)。

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  • 思考力を育む3つのステップ
 考学舎は、オンライン教材「時事学」の2022年度版の配信を、2022年4月より開始した。最新の新聞記事を題材に、世の中の動きを知り、思考力を鍛える。基本コース月額800円(税込)。

 考学舎は、1999年5月に設立。設立当初から現在に至るまで、「自ら考え、決断し行動できる自律した大人を育てる」ことを目標に掲げ、その基礎となる国語力を中心とした教育活動を個別指導にて展開している。

 考学舎では、思考力の基礎である国語力を、「理解力」「比較力」「表現力」の3つの力を統合したものと捉えている。時事学を通じて会員が情報を正しく取り入れる「理解力」、その情報を自らの既存の知識と比較して検討する「比較力」、そして、聞き手に伝わる正しい言葉で伝える「表現力」を身に付け、会員が「自ら考え、決断し行動できる自律した大人」へと成長することを支援する。

 「時事学」は、学生が最新の入試・小論文対策に、思考力を鍛えることに活用できる。忙しい毎日の中で、世の中の出来事に興味を持ち、世界を身近に感じるきっかけが欲しい社会人にも適した教材だという。2020年の発売開始以来、個人会員および法人会員向けに提供されている他、「時事学 for Class」として、学校や塾、フリースクールでの思考力育成教材として利用されている。

 「時事学」の記事は3つのレベルに分けられている。レベル1は、生活から直接見えるかつ具体的なテーマ「選挙、電子マネー、消費税、事件事故、災害、健康、医療、自然、宇宙、学校」。レベル2は、直接は見えないが想像できるかつある程度具体的なテーマ「法律、貿易、社会保障、医療制度、戦争、歴史、教育、科学技術、環境」。レベル3は、直接見えない、抽象性が高いテーマ「制度立案、国際関係、金融、宗教、哲学」。

 小学校高学年から高校生まで、自分の習熟度にあわせ、段階的に思考力を深めていくこと(レベルアップ)が可能。それぞれの記事には、大学教授や医師、翻訳家等、各界で活躍する専門家のコメントがついているため、自分の表現力を鍛えていくことができる。また、楽しく学習を続けるための仕掛けとして、解答やコメントでマイルを貯め、貯まったマイルで自分のアバター画像を変更することができるような機能も搭載している。

 「時事学」の「基本コース」は、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞、東京新聞から提供された記事を、考学舎の講師が厳選し、作成した問いと共に、週に2回配信している。「新聞記事を読み、考えるために最低限必要な知識を身に付ける第1ステップ」「問題を解き、記事に書かれた情報を正確に読み取る読解力を育てる第2ステップ」「記事についての自分の考えをまとめ、作文で表現する第3ステップ」を繰り返すことで、世の中の最新の動きに触れながら思考力を鍛えることができる。月額800円(税込)。さらに、作文の添削指導がセットになった、「思考力育成コース」も提供している。

 「思考力育成コース」は、基本コースに加えて、思考問題(意見文)を作文して添削指導(月1回もしくは2回)を受ける。書き方だけではなく、書く内容をどのように考えるかまで指導を受け、思考力をさらに伸ばしていくことができる。添削1回は月額2,800円(税込)。添削2回は月額4,500円(税込)。学校や塾、学童、フリースクールの先生向けに「時事学 for Class」もある。提供される思考力育成教材はプリントアウトして利用する。価格は利用者数に応じて見積る。

 申込みはWebサイトより受け付けている。詳細も確認できる。

◆2022年度版「時事学」
申込方法:Webサイトから申し込む
<基本コース:記事購読・コメント・問題解答>
月会費:800円(税込)
<思考力育成1:基本コース+思考問題作文添削(月1回)>
月会費:2,800円(税込)
<思考力育成2:基本コース+思考問題作文添削(月2回)>
月会費:4,500円(税込)
<時事学 for Class>
月会費:利用者数に応じて見積り
《大田芳恵》

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