イノベーションの学校「東京大学i.school」が募集開始…他大学からも参加可

 東京大学i.schoolがコアメンバーとなる通年参加学生(通年生)の募集を開始、今回より他大学のデザイン系専攻学生からも募集を行うという。募集期限は4月8日(火)正午、2014年度は「未来」を大きなテーマに掲げ、年間7~8回のワークショップを予定している。

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 東京大学i.schoolがコアメンバーとなる通年参加学生(通年生)の募集を開始、今回より他大学のデザイン系専攻学生からも募集を行うという。募集期限は4月8日(火)正午、2014年度は「未来」を大きなテーマに掲げ、年間7~8回のワークショップを予定している。

 「東京大学i.school」は、東京大学 知の構造化センターが主宰する全学教育プログラム。通常の単科ではなく、学部間を超えた履修カリキュラムとして、5年前より講義・ワークショップを運営している。今まで東大生しか受講できなかった連続授業が、2014年4月16日よりインターネットを利用して、すべての人に無料で公開される。

 「東京大学i.school」では、コアメンバーとして、2014年度開催のワークショップとフィールド調査などへの継続的かつ優先的な参加を希望する「通年参加学生(通年生)」を募集。今まで、通年生は東京大学の修士・博士課程の学生から募集していたが、今回から初の試みとして、他大学のデザイン系専攻学生を若干名募集するという。

 2014年度は、「未来」を大きなテーマに掲げてワークショップを開催する。年間を通じて7~8回のワークショップを予定。合宿形式や英語で実施するワークショップもある。参加者は、参加する回のワークショップには全日程の出席が求められる。ワークショップの内容は、ホームページに掲載されている。

 通年生の採用は「申込みフォーム」の記載内容(書類選考)と面接による2段階の選抜を行う。書類選考を通過した応募者には期限を待つことなく、3月下旬より順次面接を実施。全体評価での採否を決定するため、募集期限を待つことなく定員に達する場合もあるというので、希望者は早めに応募したほうが良さそうだ。

 なお、通年生やスポット生によらず、年間を通じて5つ以上のワークショップに欠席なく参加し、期待する水準まで成長を遂げた学生は「修了生」と認定され、表彰される。
《工藤めぐみ》

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