家庭訪問、保護者の7割が否定的…理由は「学校での面談と変わらない」

 新学期に入り、家庭訪問の季節を迎えているが、7割の保護者は家庭訪問に否定的であることが4月10日、ベネッセ教育情報サイトが実施した調査結果からわかった。家庭訪問をしてほしくない理由は、「学校での面談と変わらない」が最多で76.4%に上った。

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今後、先生に家庭訪問をしてほしいと思いますか
  • 今後、先生に家庭訪問をしてほしいと思いますか
  • 家庭訪問をしてほしいと思う理由
  • 家庭訪問をしてほしいと思わない理由
  • 家庭訪問のために、家の掃除はしましたか
  • 先生を出迎えるために、身仕度を整えましたか
  • 面談場所
  • 玄関先を選んだ理由
  • この1年で家庭訪問はありましたか
 新学期に入り、家庭訪問の季節を迎えているが、7割の保護者は家庭訪問に否定的であることが4月10日、ベネッセ教育情報サイトが実施した調査結果からわかった。家庭訪問をしてほしくない理由は、「学校での面談と変わらない」が最多で76.4%に上った。

 調査は2013年5月、同サイトメンバーである小学1年~中学3年の子どもを持つ保護者2,335人を対象に実施した。

 「今後、先生に家庭訪問をしてほしいと思いますか」という質問に対して、「あまりそう思わない」は44.0%、「そう思わない」は26.6%。否定的な回答が7割を占めた。「とてもそう思う」はわずか5.4%、「ややそう思う」は24.0%だった。

 「家庭訪問をしてほしいと思う理由」は、「先生に家庭の様子を見てほしい」が最多の43.5%、次いで「学校では話しづらいことがある」(38.4%)、「先生と親しくなれそう」(35.4%)だった。

 一方、「家庭訪問をしてほしいと思わない理由」は、「学校での面談と変わらない」が76.4%に達したほか、「掃除などの準備が大変」も49.4%と過半数を占めた。

 先生が自宅を訪問するにあたっては、53.3%の保護者が「緊張する」と回答。家庭訪問のための掃除は、「目につくところだけ片付けた」(55.2%)、「普段どおりの掃除をした」(27.4%)、「大掃除」(12.9%)の順に多く、掃除をした家庭は95%に上った。

 先生を出迎えるための身支度では、「特に気にせず、普段着のまま」(51.0%)という人と、「髪の毛・メイク・服装を整えた」(48.2%)とに分かれた。飲食物についても「提供した」は52.1%にとどまり、約半数の保護者が特に気を使わず、自然体で先生を出迎えていた。

 実際の面談場所は、「居間・リビング」(44.6%)と「玄関先」(43.4%)に集中した。「玄関先」となった理由は、71.4%が「先生が望んだ」。「家に上がってほしくなかった」という回答も14.7%あった。

 「この1年で家庭訪問があった」という回答は、小学1年の83.3%から中学3年の49.7%まで、学年が上がるにつれて下がる傾向にあった。実施時期は4月(50.2%)と5月(42.8%)、所要時間は「5~10分」(44.0%)と「11~20分」(38.6%)が多かった。
《奥山直美》

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