国際バカロレア、日本語科目に「数学」「物理」を追加

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「日本語DP」の開発・導入について
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 文部科学省は5月9日、国際バカロレア(IB)のディプロマプログラム(DP)の日本語対応教科に「数学」と「物理」を追加すると発表した。現在、先行して開発している4科目と合わせると、日本語での履修は6科目で可能となる。

 IBは、国際バカロレア機構が実施する国際的な教育プログラム。3~12歳対象の初等教育プログラム(PYP)、11~16歳対象の中等教育プログラム(MYP)、16~19歳対象のDPがある。このうち、日本の高校に相当するDPでは、国際的に通用する大学入学資格の取得が可能。スコアは、世界の主要大学入試で広く活用されている。

 DPでは、これまで原則としてすべて英語で実施する必要があったが、平成25年度から文科省が国際バカロレア機構の協力で日本語プログラムの開発・導入に着手。現在、「経済」「歴史」「生物」「化学」を先行開発しており、さらに「数学」と「物理」も追加することになった。ただし、科目追加後も、選択6科目中2科目は英語で履修する必要がある。

 今後、早ければ平成27年2月にも日本語DPによるIB校認定があり、平成28年度から認定校の2年生を対象に日本語DP課程が開始される。

 同省によると、平成26年4月現在、国内のIB認定校は19校。国は、グローバルに活躍する人材育成などを目的に「2018(平成30)年度までに200校」という目標を掲げており、日本語プログラムの導入がIBの普及拡大につながるものと期待されている。
《奥山直美》

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