アニメを使ったICT教材「玉井式 図形の極」インドの公立学校が導入

 5月12日からの5日間、インドの公立小中高一貫校Kendriya Vidyalaya Sangathan(KVS)を統括するDr.ディネッシュ・クマール氏はじめとする幹部一行が来日。下村文部科学大臣への表敬訪問・小中学校視察などを行った。

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左から玉井満代氏・下村文部科学大臣・Dr.クマール
  • 左から玉井満代氏・下村文部科学大臣・Dr.クマール
  • KVSの幹部一行が来日
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  • KVSの幹部一行が来日
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 5月12日からの5日間、インドの公立小中高一貫校Kendriya Vidyalaya Sangathan(KVS)を統括するDr.ディネッシュ・クマール氏はじめとする幹部一行が来日。下村文部科学大臣への表敬訪問・小中学校視察などを行った。

 KVSは、タマイインベストメントエデュケーションズが開発したICT教材「玉井式 図形の極」の英語版導入を開始した。同社の玉井満代代表は、現地を4月に訪問。KVS4校舎に出向き、実際に「玉井式 図形の極」英語版を使いながら模擬授業を展開した。生徒からは、「従来とは違った教え方で、勉強をより簡単に楽しくしてくれる」「シンプルに学べる学習方法だ」「ゲーム感覚で楽しく勉強ができる」などの声が聞かれたという。

 今回のKVS幹部来日は、その様子を見学していた現場教師の「玉井式 図形の極」に対する高い評価を受けて、実現したもの。来日したKVS幹部一行は5月13日と14日、下村文部科学大臣への表敬訪問、文科省ICT担当者とのディスカッション、さらには、諏訪台中学校(東京都荒川区)、西大和学園(奈良県北葛城郡)、立命館小学校(京都府京都市)、学習塾全教研(福岡県福岡市)などを訪問し、日本の教育ICTの現状や「玉井式 図形の極」の学習状況を視察した。

 「玉井式 図形の極」とは、映像教材クリエイター玉井満代氏が開発したアニメーションを使ったICT教材。国語力重視・長文読解・図形のイメージングができるようになる学習システムで、10級から1級へ、そして、初段、2段、名人へと続く進級式になっている。また、学年、年齢に関わらず、どのレベルから始めてもよく、順次進級していく仕組みとなっており、定期的に進級試験を実施。実力の定着を確認しながら、公式に頼らない「図形脳」を育んでいくことができるという。
《水野こずえ》

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