5月24日に観測チャンスを迎える「きりん座流星群」について、ウェザーニューズが同日、アメリカ2地点から流星の様子を生中継する。都内ではパブリックビューイングも実施。特集ページを展開し、特別番組も企画するなど、注目度が高い流星への関心をさらに盛り上げている。 きりん座流星群は、5月24日に極大を迎える新しい流星群。ウェザーニューズによると、リニア彗星が軌道上に残したチリの中を地球が通過するため観測できると予想されており、「今回が最初で最後の観測チャンス」になる。 予測される出現のピークは、5月24日午後4時前後。この時間帯は、日本は日没前の夕方だが、アメリカはちょうど真夜中にあたるため、ハワイ~北米が観測最適地になるという。 そのため、ウェザーニューズでは当日、Webサイトで米ワイオミング州ジャクソンホールとオクラホマ州オクラホマ大学の2地点から流星を生中継。日没後の日本国内からも流星をライブ中継する。 24日午後2時からは、都内で「パブリックビューイング@丸の内」も開催。大型スクリーンで流星中継を鑑賞し、感動の瞬間を共有する。24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」(BS910ch)では、24日午後3時から特別番組も放送。事前登録者に流星シーンを届ける有料会員向けコンテンツサービス「流星キャッチャー」もある。 「流星見えるかなマップ」によると、日本の夜空にきりん座流星群が出現するとされる24日午後7時から10時ごろの天候は全国的に良好。特に東北南部や中部・近畿は星空が広がり、「流星観測にはバッチリの条件」だという。◆パブリックビューイング@丸の内日時:5月24日14:00~18:00会場:地球ミュージアム(千代田区丸の内3-2-3富士ビル3F「3×3Labo」内)入場料:無料(事前申込みが必要)