小中学生の勉強時間が上昇傾向…子ども・若者白書2014

教育・受験 学習

小学生・中学生の学習状況
  • 小学生・中学生の学習状況
  • 30歳未満人口の推移
  • 出生数の推移
  • 子どもの体格
  • 18歳未満の未婚の子どものいる世帯
  • 高校進学率
  • 大学・短期大学進学率
 内閣府は6月3日、「平成26(2014)年版 子ども・若者白書」を公表した。小学校6年生の68.8%、中学校3年生の63.5%が平日の学校の授業時間以外に1日あたり1時間以上勉強しており、若干の上昇傾向にあることが明らかになった。

 昭和31年より青少年の現状と青少年に関する施策を広く国民に紹介し、その理解を得るため、「青少年白書」(非法定白書)が作成されていた。平成22年4月に「子ども・若者育成支援推進法」が施行されたことを受け、子ども・若者育成支援推進法に基づく年次報告書として「子ども・若者白書」(法定白書)が平成22年より毎年作成され、国会に報告されている。

 「子ども・若者白書」は、各種統計資料などにより、子どもや若者の置かれた現状を紹介する「第1部 子どもや若者の状況」と子ども・若者育成支援施策の実施状況を紹介する「第2部 子ども・若者育成支援施策の実施状況」の2つの部に加え、特集「今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの」から構成される。

 30歳未満人口は、昭和50年(1970年)以降、ほぼ一貫して減少。平成25年10月1日現在、30歳未満人口は3,551万人で、総人口の27.9%を占める。男女別にみると、男子は1,818万人、女子は1,733万人で、総人口では女性のほうが男性より多いが、30歳未満では男性のほうが女性より多い。

 18歳未満の未婚の子どもがいる世帯の数も年々減少し、平成24年は1,200万世帯となった。世帯総数に占める子どもがいる世帯の割合は24.9%で、30年前の約半分にまで低下している。出生数は、昭和48年以降、緩やかな減少傾向が続いている。

 子どもの体格について、身長はおおむね横ばいであるが、小中学生の体重が減少傾向にある。

 高校への進学率は、1970年代半ばには9割を超え、平成25年度には98.4%となった。大学・短期大学への進学率は、これまで長く上昇傾向が続いていたが近年は横ばいとなっており、平成25年度の現役進学率は53.2%である。

 小中学生の学習状況について、小学校6年生の68.8%、中学校3年生の63.5%が平日の学校の授業時間以外に1日あたり1時間以上勉強しており、若干の上昇傾向にある。学校が休みの日に1日あたり1時間以上勉強している小学校6年生・中学校3年生の割合も若干の上昇傾向にあり、平成25年度にはそれぞれ57.7%、68.0%を占める。学習塾(家庭教師含む)で勉強している小学校6年生・中学校3年生の割合は、大きな変化はみられず、平成25年度にはそれぞれ、49.7%、60.0%である。

 平日1日あたり30分以上読書する割合は、小学6年生が36.8%、中学3年生が29.7%となっている。

 なお、「子ども・若者白書」は、オンラインで閲覧・ダウンロードできるほか、6月中旬より全国の主要書店や政府刊行物サービス・センター、オンライン書店で購入できる。
《工藤めぐみ》

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