日本科学未来館、新型「ASIMO」や遠隔操作型アンドロイドがロボットコーナーに登場

日本科学未来館は、6月25日より常設展のロボットコーナーを拡大オープン、新型「ASIMO」や遠隔操作型アンドロイド「コドモロイド」「オトナロイド」「テレノイド」が登場する。

デジタル生活 その他
新型「ASIMO」
  • 新型「ASIMO」
  • 遠隔操作型アンドロイド「コドモロイド」「オトナロイド」「テレノイド」
  • インタロボット
  • Halluc II(ハルク・ツー)
  • パロ
  • UNI-CUB β(ユニカブ ベータ
 日本科学未来館は、6月25日より常設展のロボットコーナーを拡大オープン、新型「ASIMO」や遠隔操作型アンドロイド「コドモロイド」「オトナロイド」「テレノイド」が登場する。

 今回導入する新型「ASIMO」は2011年にホンダが発表したもの。とっさに足を出して姿勢を保つ高次元姿勢バランスが進化したことにより、走行速度やキック力などの身体能力が向上。また、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する判断能力を備え、行動の途中であっても相手の反応に応じて別の行動に変更するなど、状況に合わせた機能を備えている。

 「コドモロイド」は人間の子どもの姿をした遠隔操作型アンドロイド。世界初の“アンドロイド・アナウンサー”として、3階「零壱庵」コーナーのスタジオから、地球上のさまざまな出来事や宇宙天気予報を「コドモロイド・ニュース」として配信する。

 「オトナロイド」は科学コミュニケーターとして未来館に採用される遠隔操作型アンドロイドで、見た目は成人女性。呼吸をしているときの胸の動きや手の揺れなど、無意識の動きも再現する。ここではアンドロイドをコミュニケーションのためのメディアととらえ、単に見るだけでなく、操作したり対話したりすることができる。

 「テレノイド」は、体型や顔つきなど特定の人物の要素を極力そぎ落としてデザインされた遠隔操作型のアンドロイド。コミュニケーションにおいて、必要最小限の人間らしさとはなにかを追求するために開発されたという。

 そのほか、人の会話にうなずいたり相づちを打ったりする「インタロボット」、移動ロボット「Halluc II(ハルク・ツー)」 、 セラピー用ロボット「パロ」、パーソナルモビリティ「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」、全6種類となるロボットを揃える。

 日本科学未来館は火曜休館(祝日・夏休み期間除く)、開館時間は10時から17時、入場料は大人620円、18歳以下210円。
《水野こずえ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top