教育業界におけるコンテンツ配信プラットフォーム、eラーニングフォーラム

 11月12~14日の3日間開催された「eラーニングアワード2014フォーラム」の会場内展示コーナーでは、各事業者がブースを設け、企業や学校などにおけるeラーニングの導入事例を紹介した。

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ワオ・コーポレーションの「入学前e-Learning」
  • ワオ・コーポレーションの「入学前e-Learning」
  • 大学側は生徒の学習履歴を確認することができる
  • インフォテリアの「Handbook」
  • 教員と学生・生徒間の情報共有を可能にする
  • NTTラーニングシステムズのMPS
  • ドリルコンテンツの提供も行っている
 11月12~14日の3日間開催された「eラーニングアワード2014フォーラム」の会場内展示コーナーでは、各事業者がブースを設け、企業や学校などにおけるeラーニングの導入事例を紹介。教育効果を示すデータなども用意し、実際の学習効果を訴求する展示が多く見られた。

◆ワオ・コーポレーションの「入学前e-Learning」

 ワオ・コーポレーションの展示は、リメディアル教育プログラム「入学前e-Learning」一色。主に大学に向けたサービスで、合格が決まった学生を対象に補助教材として提供している自宅学習サービスだ。同社の担当者、森岡伸之氏によると、昨今のAO入試や指定校推薦などの影響もあり、大学で必要となる知識をもたないまま入学する学生が増えているという。リメディアル教育向けとして開発された「入学前e-Learning」は、大学のニーズとマッチしているようだ。

 会場に用意された端末のメニューを見ると、レポート作成に必要となる作文添削の単元など、1月~3月の3か月程度で学べる講座を複数用意している。提供されている講座は、日本語表現法(小論文・添削付き)、英語(中学・高校)、数学(中学・高校)、化学(I・II)、生物(I・II)、物理(I・II)、大学初修物理とTOEICの8科目。大学側が入学前に必要とする単元を学科別に選択し、生徒は大学入学までに与えられた学習内容を終えるのが原則だ。

 だが、「入学前e-Learning」導入の効果について森岡氏は、3か月で入学後に必要な知識を補うのは難しいと言い切る。それではなぜ大学側は「入学前e-Learning」を導入するのだろうか。ワオ・コーポレーションのソリューションは、管理画面を通じて生徒の学習進捗をリアルタイムで確認できる機能が大学側に受け入れられていると話す。

 「入学前e-Learning」を導入することで、大学は各生徒の学習に対する意欲や継続性、学習習慣を入学前に確認することができると森岡氏は話す。3か月の間、大学側から与えられた課題に対し対象生徒がどのように取り組んだかをモニタリングすることで、入学後のサポートや指導方法について大学は検討することができる。必要とされるサポートを入学者の学習習慣に合わせて提供することで、退学者を最低限に抑えることが狙いだ。
《椿山和雄》

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