ふたご座流星群は、しぶんぎ座流星群(1月)、ペルセウス座流星群(8月)と並ぶ三大流星群のひとつ。毎年安定して多くの流星が出現することで知られている。
ウェザーニューズの特設ページ「ふたご座流星群2014」によると、出現期間は12月7日~17日ごろ。出現ピークは、14日午後9時。流星観測には、14日の日没後から月が昇る午後11時までの時間帯がおすすめだという。
アストロアーツの特集「2014年ふたご座流星群」では、観測のコツ、流星が見える仕組みなどを紹介。星空にふたご座流星群が飛ぶ様子をシミュレーションした動画も公開し、「空を広く見渡すのがよい」などとアドバイスしている。
14日夜の天気はどうか。ウェザーニューズによると、太平洋側は晴れて、観測には好条件の夜空となりそう。一方、冬型の気圧配置の影響で日本海側は雨や雪が降り、東北(太平洋側)や東海~京阪神の一部、沖縄などは雲の多い予想となっている。
14日午後8時からは、全国7か所の流星を同時中継する24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」もある。番組は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」、テレビ(BS 910ch)、PC特設ページ「ふたご座流星群2014」、YouTube、ニコニコ生放送から無料で視聴できる。
このほか、愛知教育大学天文台では12月13日に「第99回一般公開」を開催。ふたご座流星群観望会などを予定している。2015年1月10日には「第100回一般公開」も開催する。
冬の夜は、各地とも冷え込みが厳しいため、流星観測には万全の防寒対策を心掛けるとよいだろう。