教員が選ぶ教育CSR大賞2014、高校生向け「iPS細胞実験教室」が受賞

 科学技術分野に関する実験教室の企画・運営を行うリバネスは12月21日、教育CSR大賞の最終審査と結果発表を行った。2014年の教育CSR大賞は、サーモフィッシャーサイエンティフィックライフテクノロジーズジャパンの「iPS細胞実験教室」が受賞した。

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 科学技術分野に関する実験教室の企画・運営を行うリバネスは12月21日、教育CSR大賞の最終審査と結果発表を行った。2014年の教育CSR大賞は、サーモフィッシャーサイエンティフィックライフテクノロジーズジャパンの「iPS細胞実験教室」が受賞した。

 教育CSR大賞は、学校教員をはじめとする日本全国からの投票により、優れた教育活動を表彰するもの。3回目となる今年度は、28社が「出前実験教室部門」「イベント募集型部門」など5つの部門に分かれてノミネートされた。9月1日~10月31日に行われたWebとFAX投票により、8つのプログラムが一次審査を通過。特別審査員による事前審査投票、ならびに教育CSRシンポジウム内での最終プレゼンテーションに対する来場者の投票を合わせ、教育CSR大賞2014が決定した。

 教育CSR大賞・イベント募集(中高生)部門大賞は、サーモフィッシャーサイエンティフィックライフテクノロジーズジャパンが高校生を対象に実施している「iPS細胞実験教室~iPS細胞に挑戦!iPS細胞の作り方を学び、その特徴を観察しよう!!~」が選ばれた。学校の先生からは「テーマが先端で話題性が高い点」「学校ではできない実験ができる点」が特に評価された。

 出前実験教室(小学生)部門大賞は、「カルピス」こども乳酸菌研究所、出前実験教室(中高生)部門大賞は、コニカミノルタ「コピー機のしくみを学ぼう」が選ばれた。どちらも企業の技術につながる内容である点が評価された。

 また、学校の先生方の協力により「中高生が選ぶ教育CSR活動」を設置。中学生、高校生による投票から、もっとも票数の多かった「カルピス」こども乳酸菌研究所が大賞を受賞し、他5つのプログラムが入賞した。

 CSR(Corporate Social Responsibility)とは、企業の社会的責任。企業が利益を追求するだけでなく、安全で高品質な製品・サービスの提供、環境への配慮などを行うことを意味する。

◆教育CSR大賞2014
【教育CSR大賞・イベント募集(中高生)部門大賞】
サーモフィッシャーサイエンティフィックライフテクノロジーズジャパン「iPS細胞実験教室~iPS細胞に挑戦!iPS細胞の作り方を学び、その特徴を観察しよう!!~」

【出前実験教室(小学生)部門大賞】
カルピス「カルピス」こども乳酸菌研究所

【出前実験教室(中高生)部門大賞】
コニカミノルタ「コピー機のしくみを学ぼう」

【リサーチベースドエデュケーション部門大賞】
敷島製パン「ゆめちから栽培研究プログラム」

【イベント募集(小学生)部門大賞】
養老乃瀧「DNAってなんだろう?食材で夏休み自由研究にチャレンジ」

【教材開発部門大賞】
カミハタ養魚グループ「魚のとうめい標本~ゆめいろ骨格堂~」

【審査員特別賞】
DIC「絵の具や色鉛筆の”色”って何でできているの?~金属と水溶液から色のもとを作り出そう~」

【審査員特別賞】
三井製糖「未来をつくる、砂糖の研究に挑戦!」
《工藤めぐみ》

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