世界中で夜空の明るさを比較するキャンペーン「GLOBE at Night(グローブ・アット・ナイト)」が、1月11日にスタートした。毎月、観察期間が設けられており、2015年の第1回として1月20日までオリオン座の観察情報を特設サイトから受け付けている。 「GLOBE at Night」は、夜空の明るさを観察する市民参加型の世界同時キャンペーン。光害(ひかりがい)問題の啓発などを目的に2006年にスタートし、世界的に年々拡大。2015年は「国際光年2015」の公式イベントとして開催される。 2014年は、世界97か国から計18,506件の観察報告があり、日本からは世界で7番目に多い404件あったという。 2015年のキャンペーン観察期間は、12月まで各月10日間設けられている。対象は、オリオン座(1~3月)、しし座(4~5月)、うしかい座(6~7月)、はくちょう座(8~9月)、ペガスス座(10月)、ペルセウス座(11~12月)。 キャンペーンにはだれでも参加することが可能。決められた日時に屋外で夜空を眺め、対象星座の周辺の星の見え方などをインターネットの特設サイトから報告する。手軽に観測・報告できる無料のスマホアプリも公開されている。集まった観察結果から、世界地図を作製・公開する。◆「GLOBE at Night」キャンペーンの2015年観察期間【オリオン座】・1月11日(日)~20日(火)・2月9日(月)~18日(水)・3月11日(水)~20日(金)【しし座】・4月9日(木)~18日(土)・5月9日(土)~18日(月)【うしかい座】・6月8日(月)~17日(水)・7月7日(火)~16日(木)【はくちょう座】・8月5日(水)~14日(金)・9月3日(木)~12日(土)【ペガスス座】・10月3日(土)~12日(月)【ペルセウス座】・11月2日(月)~11日(水)・12月2日(水)~11日(金)