文部科学省は、全国学校給食週間(1月24日~30日)に合わせて1月26日から、「食育と学校給食展」と「学校給食フェア」を開催する。省内職員食堂などで学校給食を基にしたランチを提供するほか、学校給食食材の試供品配布、レプリカやパネル展示などを行う。 学校給食は、明治22年に山形県鶴岡町(現鶴岡市)の小学校で始まった。当時は貧しい家庭が多く、子どもの栄養改善のため、おにぎりや漬物、焼き魚などを提供していたという。 「食育と学校給食展」では、学校給食や食育に関心を持ってもらおうと、給食メニューのレプリカ、学校給食の歴史を紹介するパネルなどを展示。1月26日午後2時からは、「スーパー食育スクール」による事例発表も行われる。 会場は、同省の情報ひろば(旧文部省庁舎3階)。期間は、1月26日(月)から30日(金)。来場者には、パン、ジャム、ドリンクなど、学校給食食材の試供品をプレゼントする(なくなり次第終了)。入場無料。 同省の職員食堂(東館1階)では期間中、「学校給食フェア」と題して山形の「芋煮」、福井の「あじの漁火ピカタ」など、特色ある全国の学校給食メニューを基にしたランチを提供する。フェアは、同省職員と同省に用務のため入館する人が参加可能。ランチは、内閣府と農林水産省の職員食堂でも実施される。◆食育と学校給食展日時:1月26日(月)~30日(金)10:00~18:00(30日は14:00まで)会場:文部科学省情報ひろば(旧文部省庁舎3階)入場料:無料【スーパー食育スクール事例発表】日時:1月26日(月)14:00~16:00【学校給食食材の試供品配布】日時:1月27日(火)~29日(木)12:00~15:00◆学校給食フェア場所:文部科学省1階職員食堂・1月26日(月):山形県の給食(ごはん、芋煮、さけのねぎみそ焼きなど)・1月27日(火):福井県の給食(ごはん、あじの漁火ピカタ、イカのマリネなど)・1月28日(水):東京都の給食(菜めし、つくねの宝袋、すり流し汁など)・1月29日(木):佐賀県の給食(ごはん、とりの緑茶揚げ、だご汁など)・1月30日(金):鹿児島県の給食(雑穀芋ごはん、さわらのからあげなど)