東京都教育委員は2月3日、平成27(2015)年度都立中等教育学校および都立中学校の一般枠募集受検状況を発表した。検査は同日に実施されており、全10校の平均受検倍率は6.22倍、最高倍率は両国高等学校附属中学校の8.32倍だった。 都立中高一貫校全10校の一般枠募集人員1,403人(前年度1,392人)に対して、受検者数は8,722人(同9,477人)。平均の受検倍率は6.22倍、前年度より0.59pt減となった。 学校別では、小石川中等教育が5.19倍、白鴎高等学校附属が6.47倍、両国高等学校附属が8.32倍、桜修館中等教育が6.76倍、富士高等学校附属が5.10倍、大泉高等学校附属が7.18倍、南多摩中等教育が5.46倍、立川国際中等教育が6.19倍、武蔵高等学校附属が4.64倍、三鷹中等教育が6.94倍だった。 男女別の倍率をみると、男子では両国高等学校附属(8.35倍)のほか、三鷹中等教育(7.00倍)、大泉高等学校附属(6.23倍)などが高い倍率となっている。女子は両国高等学校附属(8.28倍)のほか、大泉高等学校附属(8.13倍)、桜修館中等教育(7.74倍)など。 今後の日程は、一般枠募集の合格発表が2月9日(月)9時から、入学手続が2月9日(月)9時から15時および10日(火)9時から正午までの期間となっている。