北海道教育委員会は、児童生徒の学力向上を目的に「チャレンジテスト」と題した問題を作成し、Webで公開している。集計結果を分析・活用できる「北海道学力向上Webシステム」とも連動しながら、補充学習や家庭学習などに役立てている。 チャレンジテストの作成は、平成21年度にスタート。2月6日に掲載した最新版まで、通算35回作成、公開している。 運用にあたっては、「北海道学力向上Webシステム」を活用。全道の小中学校にIDとパスワードを付与しており、各校ではチャレンジテストをダウンロードして実施し、結果を登録する。 集計・分析結果から、全道や管内と比較した自校児童生徒の基礎学力、前回結果との比較による学習定着状況などを把握し、学習指導に役立てることができる。特に全道的に課題がみられた問題については、サポート問題も配信している。 道教委のホームページでは、著作権等の関係上、一部を除くチャレンジテストを掲載。小学1年生から中学3年生までの「国語」と「算数・数学」の問題が公開されており、家庭でもダウンロードして家庭学習などで取り組むことができる。