子どもネット研、インターネットデビューのあり方を提案

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新しい段階的利用モデル
  • 新しい段階的利用モデル
  • 5地域での取組み概要
 子どもたちのインターネット利用について考える研究会(子どもネット研)は3月18日、第六期活動報告書を公開した。青少年インターネット利用問題の最新状況やフィルタリングの設定例、ネット機器の使わせ方などについて、134ページにわたってまとめている。

 子どもネット研では、子どもたちのインターネット利用に関して発生するトラブルへの対処は、保護者にその権利と義務があるとして、毎年、保護者向けに提言を行ってきた。第六期(2014年7月~2015年3月)となる今期は、第二期(2009年度)で提案した「段階的利用モデルの提案」をより現状にあった内容に改定し、保護者が利用しやすいモデルを構築。「オンラインコミュニケーション能力のモデル化」と「地域密着型教育啓発事業および教育啓発の評価指標モデルの実践」について取り組んだという。

 「オンラインコミュニケーション能力のモデル化」では、オンラインコミュニケーション能力を支える要素を「能力(スキル)」「知識」「倫理」に区分し、コミュニケーションする相手別に「求められる力」を整理・具体化。閲覧利用のみに限った「Step1」から始まり、「家族間」「顔を知っている友人」「顔を知らない相手」へとオンラインコミュニケーションを認める相手の範囲を次第に拡げていく段階分けの構造になっている。また、各段階における保護者の不安、フィルタリングなど制限サービスの設定例や、ネット機器の使わせ方についても掲載している。

 「地域密着型教育啓発事業および教育啓発の評価指標モデルの実践」では、秋田県と青森県八戸市、北海道札幌市、神奈川県横浜市、東京都渋谷区の計5地域での取組みについてまとめている。また、実際に使用した教材や資料例、調査票なども盛り込んでいる。
《工藤めぐみ》

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