【保護者の就活】就職活動ではどういう学生が結果を出しているの?

 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第31弾では、就活で結果を出している学生について聞いた。

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 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第31弾では、就活で結果を出している学生について聞いた。

◆就活で結果を出しているのはどんな学生?

 それは、学生生活において、欲を言うなら大学生活において、何かしらの成果を残した人、あるいは、成果を残そうと努力していた人でしょう。面接官を納得させたり安心させたりするなら、そういったエピソードが2つ以上あるとよいですね。どうしてかというと、1つのエピソードだけだと、それが偶然によるものかどうかの判断がつかないからです。

◆就活でみられてるのは結果だけ?

 それは違います。就活で結果を残している人は、学生生活において何かしらの成果を残した人、あるいは、成果を残そうと努力していた人と書いたように、結果を出すことがすべてではないです。むしろ、その過程のほうが重視されていると言ってもよいでしょう。

 ですので、面接では、ただ成果をアピールするのではなく、どのようにしてそれを達成したのか、もし達成していなくても、どの様な努力や工夫をしていきたか、これからどのように解決していくのかなどについて、話せるとよいでしょう。

 人間誰しも、物事への取り組み方や癖があるものです。それを面接官がイメージできるように伝えてあげることが大切です。ですので、履歴書やエントリシートを書くときなどには、エピソードをざっくりと思い浮かべて書くのではなく、具体的にイメージを持って書くようにするとよいでしょう。

 成果を出した経験なんてないと自信を失っている学生はたくさんいますが、成果を出していることがすべてでは決してないです。ですので、成果がでてないエピソードの場合は、その過程をきちんと整理、アピールするようにしましょう。

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 リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。

 学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。

《編集部》

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