【保護者の就活】第二外国語って就職活動で重要なの?

 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第32弾では、第二外国語について聞いた。

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 就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第32弾では、第二外国語について聞いた。

◆第二外国語って就職活動で重要なの?

 グローバル化が進む現在、言語の重要性は増すばかりです。英語に関しては、20年前とは比較にならない程重要になりましたし、習得している学生の数も飛躍的に増えました。

 ここまで英語が堪能な学生が増えてくると、次第に「第二外国語も出来なくてはいけないのか?」という話になってきます。実際、企業へのエントリー時に第二外国語についての記載欄も増えてきました。英語以外の言語と言えば、中国語やスペイン語、ドイツ語、フランス語などがあります。これらは大学でも学ぶとはいえ、英語だけでも習得が難しいのに、第二外国語まで習得するのは厳しいことでしょう。

 これら第二外国語について、企業はやはり加点の評価をしています。しかし、あくまでも企業によるのです。例えば、ドイツに進出していない企業にドイツ語をアピールしても無駄になります。また、グローバルなビジネスでも大半が英語で取引されているので、英語が出来れば大丈夫と考えている人事も多いのです。

 このように、単に第二外国語が出来るだけで、就職活動は有利に働きません。その企業のビジネスモデルにマッチして初めて加点を得られるのです。これは、英語も同様です。使い古された表現ですが、言語はあくまで「ツール」ですので、言語が出来る事への極度の過信は禁物です。

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 リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。

 学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。

《編集部》

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