【全国学力テスト】4/21実施、国数理の3教科に222万6,000人が参加へ

 平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月21日、全国一斉に行われる。国語、算数・数学、理科の3教科で実施され、小学6年生が約110万4,000人、中学3年生が約112万2,000人参加する。参加校は、国公私立合わせて30,388校。

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平成27年度全国学力テストの参加校数など
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  • 調査結果の活用
 平成27年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月21日、全国一斉に行われる。国語、算数・数学、理科の3教科で実施され、小学6年生が約110万4,000人、中学3年生が約112万2,000人参加する。参加校は、国公私立合わせて30,388校。

 全国学力テストは、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証して改善を図るため、文部科学省が平成19年度から行っている。理科は、平成24年度以来2回目の実施となる。

 国語と算数・数学では、「知識」に関するA問題、「活用」に関するB問題を実施。理科は、「知識」に関する問題を主として、「活用」に関する問題を一体的に問う。また、学習意欲や学習方法、生活環境などに関する調査も行われる。

 参加校30,388校のうち、小学校は20,223校で参加率99.5%、中学校は10,165校で参加率96.2%。国公私立別では、国立155校(参加率100%)、公立29,764校(参加率100%)、私立469校(参加率48.1%)となっている。

 参加する児童・生徒数は4月16日現在、小学6年生が約110万4,000人、中学3年生が約112万2,000人の計222万6,000人。

 調査結果については、各教科の平均正答数、平均正答率、中央値、標準偏差などを公表。国語と算数・数学はA・B問題ごと、理科は「知識」に関する問題と「活用」に関する問題の区分ごとでも結果を公表する。

 なお、調査結果の取扱いについては、「序列化や過度な競争が生じないようにするなど教育上の効果や影響等に十分配慮することが重要」と、実施要領に明記。平均正答数や平均正答率など数値のみの公表は行わないよう求めている。
《奥山直美》

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