大卒就職率96.7%、4年連続で増加…文科省・厚労省調査

 文部科学省と厚生労働省は5月19日、平成27年3月大学等卒業者の就職状況を発表した。4月1日時点の就職率は、大学が96.7%、短期大学が95.6%、専修学校が94.7%でいずれも前年より増加、高等専門学校が前年と同じ100%だった。

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就職率の推移(大学)
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 文部科学省と厚生労働省は5月19日、平成27年3月大学等卒業者の就職状況を発表した。4月1日時点の就職率は、大学が96.7%、短期大学が95.6%、専修学校が94.7%でいずれも前年より増加、高等専門学校が前年と同じ100%だった。

 調査は、国公私立大学62校と短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校20校の計112校の6,250人を対象に実施。就職率は、就職希望者に対する就職者の割合を意味する。

 大学の就職率は96.7%(前年同期比2.3ポイント増)、このうち国公立大学は97.7%(同1.0ポイント増)、私立大学は96.3%(同2.6ポイント増)となった。男女別にみると、男子は96.5%(同2.7ポイント増)、女子は96.9%(同1.7ポイント増)。

 また、設置者別にみると、国公立は97.7%(前年同期比1.0ポイント増)、私立は96.3%(同2.6ポイント増)。文系・理系別にみると、文系は96.5%(同2.5ポイント増)、理系は97.2%(同0.8ポイント増)。地域別にみると、「中部地区」と「中国・四国地方」が97.3%と、もっとも高かった。

 大学の就職率の推移をみると、平成23年3月卒以来、4年連続して増加している。
《工藤めぐみ》

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