慶應大、大学院生向け「研究のすゝめ奨学金」2016年度に創設

 慶應義塾大学は、将来さまざまな研究分野を先導し、研究により国際貢献できる人材育成の基盤強化のため、2016年度より、優秀な学生の大学院進学と大学院における研究推進奨励を目的とした給付型奨学金「研究のすゝめ奨学金」を創設すると発表した。

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 慶應義塾大学は、将来さまざまな研究分野を先導し、研究により国際貢献できる人材育成の基盤強化のため、2016年度より、優秀な学生の大学院進学と大学院における研究推進奨励を目的とした給付型奨学金「研究のすゝめ奨学金」を創設すると発表した。

 同大では、2012年度に首都圏以外出身の学部生の増加を目的とした「学問のすゝめ奨学金」を創設。学部生増加に寄与してきたという。今回創設する奨学金により、国内・海外の優秀な学生が慶應義塾大学大学院を新たな進学先・研究拠点として、具体的に検討しやすくなることを目指しているという。

 同大は、これまでも大学院生を対象とした奨学金制度(慶應義塾大学院奨学金、研究奨励奨学金、未来先導国際奨学金)を整備している。今回の「研究のすゝめ奨学金」の支給総額は年間で1億500万円。創設にあたり、若手研究者の育成に不可欠な長期にわたる支援を実現するべく、奨学基金の大幅な積み増しを実施したという。

 同大では、今後も世界の学術研究の一翼を担う拠点大学を目指して、独自の奨学金制度の拡充に取り組んでいくという。

◆慶應義塾大学 大学院生向け「研究のすゝめ奨学金」
対象:文学研究科、経済学研究科、法学研究科、社会学研究科、商学研究科、医学研究科、 理工学研究科、経営管理研究科、政策・メディア研究科、健康マネジメント研究科、システムデザイン・マネジメント研究科、メディアデザイン研究科、薬学研究科の修士課程・博士課程・後期博士課程の正規学生(留学生を含む)
 ※大学院入学前に奨学生候補者となることも可能
支給総額:1億500万円(年額)
《畑山望》

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