難関大生の3割「ブラックバイト」経験…残業代不払いやパワハラ

 マナボは、東京大学をはじめとした難関大学現役生30 名を対象に「ブラックバイトに関する調査」を実施した。3割の大学生がブラックバイトを経験していることが明らかになった。残業代の不払いや休憩なし、パワハラなどの扱いを受けたという。

生活・健康 その他
ブラックバイトの経験について
  • ブラックバイトの経験について
  • ブラックバイトの内容について
  • ブラックバイトの業種について
 マナボは、東京大学をはじめとした難関大学現役生30 名を対象に「ブラックバイトに関する調査」を実施した。3割の大学生がブラックバイトを経験していることが明らかになった。残業代の不払いや休憩なし、パワハラなどの扱いを受けたという。

 マナボは、スマートフォンアプリで家庭教師が個別指導を行う教育サービス「スマホ家庭教師mana.bo(マナボ)」を運営しており、今回の調査は同サービスで指導を行う東京大学をはじめとした難関大学現役生のチューター30名を対象に行ったもの。

 アルバイトに対し過酷な仕事を強要する、通称「ブラックバイト」の経験者は30.0%で、「自身はないが周囲で見聞きした」は33.3%と半数以上の身近にブラックバイトが存在していることが明らかになった。ブラックバイト経験者のうち、22.2%は状況に対処していなかったが、77.8%のブラックバイト経験者は「やめた」「労働基準監督署に連絡」などの対処を行っていた。

 ブラックバイトの実態としては、「残業代不払い」が52.6%、ついで「休憩時間の不付与」26.3%、「パワハラ・セクハラ」26.3%との結果に。そのほか、「給料の振込みが数か月滞納される」「塾でコマ分しか時給が発生しない」「理不尽な上司のモラハラとも思える対応」などの体験をしていることがわかった。
《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top