不活化ポリオワクチン、有効期限切れの誤接種が48件

 厚生労働省は7月21日、有効期限切れ不活化ポリオワクチンの誤接種について公表。誤接種の報告事例は48件(7月15日現在)あり、同省は16日に関係機関へ事務連絡を発出、注意喚起を行った。事務連絡を行った時点では、健康被害は報告されていない。

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 厚生労働省は7月21日、有効期限切れ不活化ポリオワクチンの誤接種について公表。誤接種の報告事例は48件(7月15日現在)あり、同省は16日に関係機関へ事務連絡を発出、注意喚起を行った。事務連絡を行った時点では、健康被害は報告されていない。

 今回、誤接種がわかったのは、イモバックスポリオ皮下注(製造販売業者:サノフィ)で、一般名は不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)。平成27年6月5日が有効期限だったロット番号「J0236」のワクチンが、有効期限を経過した後に接種された事例が報告されたという。報告事例は7月15日現在において48件(重複事例を含む)。被接種者には、実施した市区町村が誤接種について説明を行っている。

 なお、このロット番号のワクチンは、4月末まで出荷していたことが判明している。有効期限の短い製品が市場に出回っているため、有効期限の切れた製品を誤接種する可能性があるという。

 同省では、今後このような事例が発生しないよう、再発防止策を関係機関へ通知。予防接種の対象となっているすべてのワクチンについて、販売業者には「有効期限が残り3か月を切っているワクチンを出荷する際は、文書にて確実に有効期限を周知すること」、医療機関には「ワクチン接種時には有効期限を逐次確認すること」を求めた。
《黄金崎綾乃》

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