熱中症、北に住む人ほどかかる傾向…地域で3倍の開き

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運動中に熱中症にかかったことがある人の割合
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  • 「夏場にアルコールを飲む頻度」と「ビールの熱中症予防効果」
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 熱中症は、北の地域に住んでいる人ほど経験者の割合が高く、南の地域の3倍にのぼることが8月18日、「熱中症ゼロヘ」プロジェクトの調査結果から明らかになった。熱中症対策では、経験者が少ない地域では「日差しをよける」意識が高い傾向にあった。

 「熱中症ゼロヘ」は、 熱中症にかかる人を減らし、亡くなってしまう人をゼロにすることを目指して、日本気象協会が推進しているプロジェクト。調査は7月17~19日、全国47都道府県の20~30代男女500人を対象にインターネットで実施した。

 運動中に熱中症にかかったことがある人は、「北海道・東北」15%、「中部」「関東」「近畿」14%、「中国・四国」6%、「九州・沖縄」5%。北の地域に住んでいる人ほど、運動中の熱中症経験者の割合が多く、「北海道・東北」と「九州・沖縄」とでは、3倍もの開きがみられた。

 熱中症対策では、「水分摂取」は8割を超えたが、「塩分摂取」は30%程度にとどまった。「日差しをよけている」と回答した人は、「熱中症経験者10%以上の地域」が20%だったのに対し、「熱中症経験者10%未満の地域」は31%と、10%以上高かった。

 このほか、「ビールが熱中症の予防に少しでも効果があると思うか」という問いに対しては、45%が「はい」と回答。飲酒する人としない人で意識の違いがみられ、「アルコール飲料を飲まない人」35%に対し、「飲酒頻度が高い人(週3日以上)」60%と、2倍近い差があった。

 同プロジェクトによると、熱中症対策には水分摂取がよいとされているが、利尿作用のあるアルコールを大量に摂取することは、体内の水分を排出しやすくしてしまうため、逆効果だという。
《奥山直美》

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