大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は10月1日、「教育力が高い大学ランキング」を発表した。1位は「東京大学」、2位は「京都大学」で、トップ10のうち国立大学が半数を占めた。 全国の進学校2,000校の進路指導教諭を対象に、さまざまな項目についておすすめの大学を調査。項目ごと5校連記で記入してもらい、1位の大学5ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントとして集計、ランキング化した。 「教育力が高い大学」は、1位「東京大学」581ポイント、2位「京都大学」347ポイント、3位「東北大学」256ポイント、4位「国際教養大学」196ポイント、5位「大阪大学」132ポイント。上位10校のうち、国立大が半数を占め、公立大は1校、私立大は4校であった。 東京大学は、2位の京都大学に200ポイント以上の差をつけ、圧倒的な強さをみせた。高校の進路指導教諭からは「研究の最先端を行っている。学生の質が高い」など、高い評価を受けた。 地域別にみても、北海道・東北で「東北大学」、近畿で「京都大学」が1位であった以外は、すべての地域で「東京大学」がトップだった。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆教育力が高い大学ランキング1位「東京大学」581ポイント2位「京都大学」347ポイント3位「東北大学」256ポイント4位「国際教養大学」196ポイント5位「大阪大学」132ポイント6位「東京理科大学」127ポイント7位「国際基督教大学」115ポイント8位「慶應義塾大学」112ポイント9位「東京工業大学」87ポイント10位「早稲田大学」81ポイント