NEC、Windows10搭載、顔認証で端末共有実現のタブレットPC発売

 NECは、10月22日、ビジネスや教育現場向けに11.6型タブレットPC「VersaPro(バーサプロ) タイプVS」を発表した。あわせて同日、Windows10を搭載した多様な利用シーンに応える新製品・全16タイプ43モデルを発表した。

教育ICT 先生
NEC・VersaPro タイプVS
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  • NEC・10月発表の新製品(一部)
 NECは、10月22日、ビジネスや教育現場向けに11.6型タブレットPC「VersaPro(バーサプロ) タイプVS」を発表した。あわせて同日、Windows10を搭載した多様な利用シーンに応える新製品・全16タイプ43モデルを発表した。

 昨今、ビジネスシーンにおける多様なワークスタイルを実現するタブレットPCの利用拡大や、教育現場における政府制定のガイドラインに基づいたタブレットの導入推進および電子黒板、マウス、プリンタなどの周辺機器と有線・無線接続可能なWindowsタブレットの導入が広く進められているという。NECでは、そのような背景を受け、ビジネスシーンでの営業担当者や教育現場でのICT授業など、さまざまなシーンで活用できる新製品ラインアップを発表した。

 「VersaPro タイプVS」は、有線LANやHDMIなどの接続が可能なドック機能付きキーボードを活用することで拡張性を向上、遠隔による電源投入や夜間などの利用時間外にセキュリティパッチを一括適用することを可能にした。さらに、標準添付のPCセキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor スタートアップ版」を活用することで顔認証によるPCログオンを可能に。ログオンユーザを複数登録することができ、複数人での安全・効率的な端末共有を実現したという。

 さらに、新製品の発売にあわせ、夜間業務のユーザ向けに24時間365日、出張修理が可能な保守サービス「夜間出張付Mate/VersaPro SupportPack」の提供も開始する。VersaPro タイプVSの価格は、144,000円から(税抜)。出荷開始は12月中旬を予定している。NECのホームページでは、そのほかの新製品に関する詳しい情報やおもなスペックなどを見ることができる。
《畑山望》

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