紙よりタブレットがいい?女子小学生のまなびを調査

 KADOKAWA アスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所が共同で「子どもライフスタイル調査2015秋」を実施し、調査結果を発表した。調査期間は2015年8月1日から9月19日まで。調査対象は女子小学生。

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タブレットの使用有無
  • タブレットの使用有無
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  • タブレットの使用頻度
  • タブレットでの勉強について
  • 今後のタブレット学習意向
  • 子どものタブレット使用について(保護者向け設問)
  • 今後のタブレット使用(保護者全体)
  • デジタル教科書について(保護者全体)
 KADOKAWA アスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所が共同で「子どもライフスタイル調査2015秋」を実施し、調査結果を発表した。調査期間は2015年8月1日から9月19日まで。調査対象は女子小学生。

 「子どもライフスタイル調査2015秋」は、アスキー・メディアワークスの女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に調査し、回答者から女子小学生を抽出して集計分析したもの。小学1~6年生477人から回答を得た。

 タブレットの使用有無に関しては、女子小学生の42%がタブレットを使っているという結果が出ている。使用している女子小学生の中でその用途を問うと、「ゲーム」が65%ともっとも高いが、「学習」も47%となっており、用途は娯楽目的にとどまらない。また、タブレットを学習に使用している女子小学生の4割が、「紙の本・ドリル」より「タブレット」の方が学習しやすいと答えている。

 保護者に、現在のタブレット使用状況をきいたところ、41%が自身の子どもにタブレットを使わせていると回答しており、今後のタブレット使用については、63%が今後タブレットを使わせたいと回答している。「学習、知育、教養」などの教育関連での利用が高く54%と半数以上を占め、タブレットでの教育に前向きな保護者が多いことがわかる。

 デジタル教科書と紙の教科書のどちらで学習させたいか、という質問には60%が「両方が良いと思う」と回答している。「デジタル教科書だけで良いと思う」「両方が良いと思う」と回答した保護者に、デジタル教科書が良いと思う理由を問うと、54%が「デジタル教科書で楽しく学習できそうだから」と回答し、「動画や音声で学習することができそうだから」、「立体的な映像で資料を見ることができそうだから」などがそれに続き、紙のデメリットを補う点に評価が集まっている。

 「紙の教科書だけで良いと思う」「両方が良いと思う」と回答した保護者にデジタル教科書だけでは良くないと思う理由をたずねると、60%が「デジタル教科書では、字を書かなくなると思うから」と回答しており、ついで「視力が低下すると思うから」が39%となっている。
《海野由宇》

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