ECC、自治体向け英語教育サービス…大阪府忠岡町で12月より

 ECCは、自治体を対象とした英語教育サービスを12月より大阪府泉北郡忠岡町で開始した。幼児や小学生対象の英語レッスンを導入し、子どもから大人への「コミュニケーション手段としての英語」の浸透を目指すという。

教育・受験 小学生
プレイベントのようす
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 ECCは、自治体を対象とした英語教育サービスを12月より大阪府泉北郡忠岡町で開始した。幼児や小学生対象の英語レッスンを導入し、子どもから大人への「コミュニケーション手段としての英語」の浸透を目指すという。

 面積が3.97平方キロメートルと、「日本一小さな町」を掲げる大阪府泉北郡忠岡町は、大阪府南西部の大阪湾沿いの平野部に位置する。スポーツが盛んな町で、前田健太選手らプロ野球選手を多数輩出している。

 忠岡町ではアベノミクスの重要分野である地方創生を、英語による町の活性化に決定し、ECCに依頼した。今回の企画で、英語を通じて「忠岡町に住んで良かった、忠岡町に住みたい、忠岡町にもどってきたい」という思いを生むことを目指したいという。自治体向けの英語教育サービスはECCにとっても初めての試みだという。

 「忠岡町イングリッシュレッスン」は幼児~小学3年生が対象。毎週土曜日に幼児クラスは40分、小学1~3年生クラスは60分の授業を行う。授業料は忠岡町が負担するため、無料となっている。

 英語の歌や遊びを取り入れ、「英語を楽しむ」気持ちを育むレッスンは、バイリンガル講師とネイティブ講師が担当する。「発表する力」を養うことを重視し、3月には成果発表会を行うという。ほかにも、外国語文化を体験するイベントも開催する。

 11月28日にはプレイベントを開催。南米の子どものお祭り「ピニャータ」を親子で体験した。小学2年生と年長の子どもを持つ保護者は「二人とも少し不安のようすでしたが、ダンスや工作を通した授業に『とにかく楽しかった。もっとやりたい』とうれしそうに話していました。これからも続けてもらえればありがたい」と語っている。
《外岡紘代》

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