早稲田大学の学生のアイデアを商品化した「3ドットルーズリーフ」と「ノートをデータ化できるルーズリーフケース」が1月8日、ホームセンターのカインズにて発売された。罫線やスマホでのデータ化にこだわった、学生目線のオリジナル商品だ。 商品開発は、カインズと早稲田大学との連携教育プログラムの一環である「C&Wプロジェクト」が行った。 学生の使用頻度が高いルーズリーフには、「書き込んだ後の管理が不便」「コピーすると罫線が濃く出て文字が読みにくい」「パッケージの作りが弱いので、開封後の持ち歩きが不便」といった不満があったという。 開発された「3ドットルーズリーフ」は、罫線が従来品の約2分の1の薄さ。ルーズリーフをコピーした際に罫線が写らなくなるよう設計した。罫線内に多く設けた「3ドット」は短い定規でも区切り線がひけ、紙面のレイアウトに工夫が加えやすいつくりになっている。 「ノートがデータ化できるルーズリーフケース」は、ケースの四方にある切込みにルーズリーフをはさみ、スマホの専用アプリを起動してカメラで撮影することでデータ化され、スマホで閲覧できる。PDFへも変換可能。 ルーズリーフの隅を規則的に塗りつぶす「アクションマーカー」機能を使用することで、 データ化と同時にフォルダ分けが可能。メール送信動作に移行できるマーカーも利用できる。材質は丈夫なPP素材を使用して、ルーズリーフが折れ曲がることなく持ち運べるようにした。 価格は、B5サイズの3ドットルーズリーフ150枚入りで248円(税込)、ルーズリーフケースは3ドットルーズリーフ30枚入りで398円(税込)。24都道府県のカインズにて販売される。◆3ドットルーズリーフ価格:248円(税込)サイズ:B5枚数:150枚穴数:26穴罫内容:普通横罫(3ドット入り)行数:A罫31行、B罫36行◆ノートをデータ化できるルーズリーフケース価格:398円(税込)サイズ:B5収容枚数:30枚(最大収容枚数 100枚)データ形式:jpg(PDFへも変換可能)