ベネッセ・駿台は1月20日、大学入試センター試験自己採点集計「データネット2016」にて、国公立大学や難関国立大学、センター試験利用私立大学の志望動向を含む全体概況を更新した。国公立大志望者は前年とほぼ同数で、国公立大志向は継続が見られるという。 1月20日の午後16時15分に更新された全体概況では、センター試験最終志願者56万3,768人のうち、44万3,487人4,799校の自己採点結果の集計値に基づいたコース別得点換算表および国公立大、難関国立大、センター試験利用私立大の志望動向を掲載している。 国公立大の志望動向を見ると、志望者数は44万9,236人で前年から微増しており、対前年指数は101。国公立大志向は継続しているという。学部系統別では法学や経済・経営・商学、国際関係学系統などの文系学部で志望者数の増加がみられる。理系では医・歯・薬系統で志願者数減となっている。 難関国立大動向では、旧帝大の東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学に加え、東京工業大学と一橋大学、神戸大学の計10大学について、各学部ごとの募集人数に対する志望動向を一覧にまとめている。2016年度より東京大学の後期日程が廃止となったことから、全体の志望者数は減少しているものの、おおむね前年並みの志向。東京工業大学、一橋大学の後期日程志願者が増えており、東京大学の後期日程廃止から流れた影響とみられる。 このほかデータネット2016では、過去最多の527校となったセンター試験利用私立大学の動向やセンター試験最終志願・受験状況、科目別平均点やコース別得点換算表をみることができる。
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