大学生の貯金額は? 何に使う? 院生の平均貯蓄は102.3万円

 就職ジャーナルが大学3年生~大学院2年生を対象に現在の自分自身の貯蓄額について調査した結果、平均貯蓄額は54.1万円、大学院生では平均102.3万円の貯蓄があることがわかった。調査ではアルバイトや500円玉貯金などでコツコツと貯めた努力が垣間見えた。

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大学生・大学院生の貯蓄額について
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 就職ジャーナルが大学3年生~大学院2年生を対象に現在の自分自身の貯蓄額について調査した結果、平均貯蓄額は54.1万円、大学院生では平均102.3万円の貯蓄があることがわかった。調査ではアルバイトや500円玉貯金などでコツコツと貯めた努力が垣間見えた。

 就職ジャーナルの「学生×シゴト総研」では、仕事や就職について毎週テーマを決めて独自に調査を行っている。今回の調査対象は大学3年生~大学院2年生。調査期間は2015年12月10日~11日で、645人(男子:325人、女子:320人)から回答を得た。

 現在の自分自身の貯蓄額を聞いたところ、「10万円以上30万円未満」が27.2%ともっとも多く、次いで「50万円以上100万円未満」17.7%、「30万円以上50万円未満」15.1%という結果に。「貯蓄ゼロ」が10.7%いる一方、「100万円以上」も15.4%となり、平均額は54.1万円となった。属性別に見ると、女子よりも男子、文系よりも理系の方が平均貯蓄額が高い傾向が見られ、長期にわたって貯蓄が可能な大学院生では平均102.3万円の貯蓄があることが明らかになった。

 貯蓄した方法としてはアルバイトが多くを占めた。塾講師や飲食店、警備員、イベントスタッフ、短期アルバイトなど空き時間を利用してさまざまなアルバイトをしながらコツコツと貯めた学生のほか、幼少期からのお年玉を貯めていた学生や500円玉貯金をして貯めた学生も見られた。

 また貯蓄の使い道としては、卒業旅行や車の購入に充てたいという意見や、大学院進学費用、就職活動費、就職する際の引越し代など自分の将来のために使いたいという意見があがった。中には、株式購入のために使いたいという学生も。多くの学生が親に頼らず自分の力で頑張るために堅実的に貯蓄をしている姿が浮き彫りになった。
《畑山望》

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