国立天文台岡山天体物理観測所は4月2日、「特別観望会2016春」を開催する。188cm反射望遠鏡を使っておおぐま座のインテルクルースと木星を観察する予定。対象は小学生以上80人。参加希望者は、往復はがきにて3月11日必着で申し込む。 岡山天文博物館との共催で毎年、春と秋に実施している「特別観望会」。今回の観望天体は、おおぐま座のインテルクルースと木星の予定。おおぐま座のインテルクルースは、2008年に岡山天体物理観測所の188cm反射望遠鏡で発見した太陽系外惑星アルカスが回る恒星で、「特別観望会2016春」でも188cm反射望遠鏡が使用される。 この188cm反射望遠鏡は、製作に約5年かかり、建物を含めて1960年の開所当時、約3億円を要したという国内最大級の口径を持つ光学赤外望遠鏡。3つの焦点を持ち、観測目的により観測機器、副鏡の交換が行われる。 参加無料。対象は、小学生以上(小学生は必ず保護者が同伴)。定員は80人。当日は、2班編成で、1班が午後6時半、2班が午後7時半に指定の集合場所(当選者に別途お知らせ)を出発。送迎バスで移動する。所要時間は、各班約3時間。 参加希望者は、往復はがきに応募人数(はがき1枚につき5人まで)、希望する班の番号など、必要事項を記入し、3月11日必着で申し込む。応募者多数の場合は抽選となる。◆特別観望会2016春開催日:4月2日(土)出発時刻:1班18:30、2班19:30場所:岡山天体物理観測所および岡山天文博物館(岡山県浅口市鴨方町)対象:小学生以上(小学生は必ず保護者が同伴)定員:80人(応募者多数の場合は抽選)参加費:無料申込方法:往復はがき締切り:3月11日(金)必着