SSH中間評価、「優れた取組み」に大阪府立大手前など3校

教育・受験 高校生

平成25年度指定のSSH(一部)
  • 平成25年度指定のSSH(一部)
  • 中間評価講評(一部)
  • 中間評価講評(一部)
 文部科学省は3月11日、平成25年度指定のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の中間評価を公表した。優れた取組みには大阪府立大手前高等学校など3校が評価されるなど、研究・開発の進捗状況を評価し、改善・課題点を指摘している。

 文部科学省では、科学技術、理科、数学教育に関する研究・開発を行う高校等をSSHに指定し、カリキュラムの開発や大学等との連携によって先進的な理数系教育を実施している。平成25年度にSSHに指定されたのは43の高校。中間評価は、SSH指定から3年目の学校を対象に、SSH企画評価会議協力者(外部の有識者)が研究開発の進捗状況などの評価を行うもの。各学校が研究開発等の内容を見直す機会にし、事業の効果的な実施を図ることを目的にしている。

 評価では、「優れた取組み状況であり、研究開発のねらいの達成が見込まれ、更なる発展が期待される」学校として、大阪府立大手前高等学校、兵庫県立神戸高等学校、熊本県立宇土中学校・宇土高等学校の3校が選ばれた。また、「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」学校として、秋田県立大館鳳鳴高等学校、茨城県立緑岡高等学校など7校が挙げられた。

 さらに、「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成がおおむね可能と判断されるものの、併せて取組改善の努力も求められる」学校には北海道滝川高等学校、群馬県立前橋女子高等学校など12校が選ばれた。「研究開発のねらいを達成するには、助言等を考慮し、一層努力することが必要と判断される」学校は、山梨英和学院山梨英和中学校・高等学校、新潟県立新発田高等学校など27校だった。

 中間評価では各学校の講評も掲載。「優れた取組状況」と評価された大阪府立大手前高等学校については、SSH 設定科目「まこと」(英語プレゼンテーション授業)、「のぞみ」(統計学・数学プレゼンテーション授業)が充実し、「課題研究」にうまくつながっている。兵庫県立神戸高等学校は、評価について尺度を詳細規定しており、大変優れた取組みとなっている。課題研究では生徒の挑戦・解決力育成につながっていると評価。また、今後の研究・開発を見直すために、各学校の改善や課題点も盛り込まれている。
《田中志実》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)