14日夜、熊本県熊本地方を震源とする地震が発生。熊本県で最大震度7が観測され、15日10時時点で、9名が亡くなったことが判明するとともに、数万人が避難中という状況になっている。 これを受け、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの通信キャリア3社は、災害用音声サービスと災害用伝言板の提供を開始。あわせて熊本県を中心に、九州で、無線LAN通信スポットの無料開放を開始した。 無線LANは、対応機種にて、ネットワーク名「00000JAPAN」を選択することで利用可能。「00000JAPAN」は、無線LANビジネス推進連絡会が進めている災害時用の統一SSID名だ。 4月14日午後11時59分時点より、熊本県内のWi-Fiスポットを開放しており、九州地方全域を順次開放しているとのこと。各社のユーザーに限らずAPやサービスエリアで、Wi-Fi通信を利用可能となる。端末ユーザーは近くのWi-Fiスポットをさがし、「00000JAPAN」に接続すれば、インターネットを利用できる。 なおNTT西日本は、「災害用伝言ダイアル(171)」「災害用伝言板(web171)」の運用を開始。Googleの災害時対策サービスサイト「Googleクライシスレスポンス」も、熊本地震にあわせ、災害情報マップやパーソンファインダーの提供を開始している。
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