東京近郊の小中学生、6割以上が食の安全に関心あり

 農林中央金庫は5月26日、小中学生を対象とした第3回「子どもの食生活の意識と実態調査」の結果を公表。11年前と比較して食事を「残すことがある」の割合が減少したこと、6割以上が食の安全に関心があることなどがわかった。

生活・健康 小学生
家で週に何回くらい「朝ごはん」を食べているか
  • 家で週に何回くらい「朝ごはん」を食べているか
  • 家で食べ物や食事について、守るように言われていること
  • 家で食事の時どんなことをしているか
  • 食事を残すこと
  • ここ1年間の「食」に関するニュースで、印象に残っていること
  • 学校で育てたもの
  • 農林中央金庫
 農林中央金庫は5月26日、小中学生を対象とした第3回「子どもの食生活の意識と実態調査」の結果を公表。11年前と比較して食事を「残すことがある」の割合が減少したことや、おはしを正しく持っている子どもが増加していることがわかった。今回の調査では、子どもの6割以上が食の安全に関心があるとしている。

 子どもの食生活の意識と実態調査は、東京近郊に居住する小学4年生から中学3年生の男女を対象に実施。調査期間は2月20日から3月4日まで、有効回答数は小学生200名(男女各100名)と中学生200名(男女各100名)の合計400人。

 週に何回朝ごはんを食べるかを聞くと、88.0%が「毎日」食べていると回答。週に「5・6回」は6.8%、「3・4回」は2.8%など、食べない日があるという小中学生は12.0%だった。食べない日の理由として、「起きるのが遅いから」62.5%、「食欲がないから」35.4%があがっていた。

 家で食事の時にしていることでは、「家族と話をする」が88.0%を占め、学校で起きたできごとや友達のこと、テレビ番組やタレントのことを話すことが多い。食事を残すことがあるかと聞くと、「いつも残す」「時々残す」はあわせて39.5%になった。半数以上が残すことに「もったいない」「作ってくれた人に悪い」という気持ちを持っていたが、「食べきれない時は仕方がない」28.0%、「きらいなものの時は仕方がない」13.8%という回答もあった。
《黄金崎綾乃》

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