iThings研究所は、Apple社が提供する最新Apple TVで動作する新しいタイプのハイブリッド電子黒板アプリ「iThings teachers TV/iThings Remote」を開発し、7月21日より無償での提供を開始した。App Storeからアプリをダウンロードするだけで簡単に利用できる。 iThings teachers TVは、Apple TVにApp Storeからアプリをダウンロードするだけですべての機能を無償で利用できる。従来の電子黒板で必要だった専用機器などは一切不要で、Apple TVに付属のSiriリモコンで操作が可能。既存のMicrosoft Office文書やPDFファイル、ビデオ、YouTubeなどを教材として利用することもでき、iPadやiPhoneで動作するiThings Remoteを組みわせて使用すればリモートコントロールも可能になる。 さらに、Apple Pencilやワコム FineLine2と組み合わせることにより、教材を表示しながらリアルタイムに注釈などを書き込める。教材はiCloudに保管されるため、アカウント単位で安全に保管でき、Apple TVやiPad、iPhoneで共有できる。 また、みちざねが提供する無償コミニューティサイト「知る得るコミュニティ」通して作成した教材をほかのユーザと共有する機能も搭載。教材作成で多く利用されているOffice 365からの教材登録ツールiThings Remote for Officeも合わせて無償で提供する。 iThings研究所では、今後リリースされる新しいiOSでサポートされるSiriを使った音声による電子黒板のコントロールを提供する予定。より使いやすい新しいタイプの電子黒板アプリとして成長させていくことで、ICT教育の促進を一層応援していくという。◆iThings teachers TV/iThings Remote動作環境:【iThings teachers TV】Apple TV:第4世代以上OS:tvOS 9.2以上【iThings Remote】iPad/iPhone:iPad Air2、iPad Pro、iPhone 6、iPhone 6s、iPhone6 Plus、iPhone6s PlusOS:iOS 9.0以上その他:Apple Pencil、ワコム FineLine2