プログラミングからアートまで、スフィロ社のロボットボール「SPRK+」

 スフィロ社の「SPRK+」は、一言で表すと「ロボットボール」だ。「Lightning Lab」アプリを一緒に使えば、実践的かつ容易にプログラミングやロボティックスを学ぶことができる。「SPRK+」の定価は16,800円(税別)で、アップル社のWebサイトから購入できる。

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Sphero「SPRK+」 親子で楽しみながら遊ぶようす (画像はSphero「SPRK+」公式動画の一部)
  • Sphero「SPRK+」 親子で楽しみながら遊ぶようす (画像はSphero「SPRK+」公式動画の一部)
  • Sphero「SPRK+」 プログラミングのできるロボットボール (画像はSphero「SPRK+」公式動画の一部)
  • Sphero「SPRK+」 (画像はSphero「SPRK+」公式動画の一部)
  • Sphero「SPRK+」
 一言で表すと「ロボットボール」。それが、アメリカのスタートップ企業、スフィロ社(Sphero)の「SPRK+(スパークプラス)」だ。iPhoneやiPad上の「Lightning Lab」アプリを一緒に使えば、世界のあらゆる場所にいるユーザーとコラボレーションしながら、誰もが実践的かつ容易にプログラミングやロボティックスを学ぶことができる。

 人と人の結びつきを深める遊び方と発見を通じて、才能にあふれた若きマインドに挑み、インスピレーションを与え続けているスフィロ社の「SPRK+」は、遊びとコーディングを組み合わせ、好奇心、創造性、革新を刺激する。スフィロ社は、「SPRK+」はロボットを超えた存在だとしている。

 「SPRK+」の利用方法は簡単。iPhoneやiPad上で「Lightning Lab」アプリを起動し、ビジュアルブロックを組み合わせてロボットにプログラミングするだけ。アクション、コントロール、演算などのブロックをドラッグ&ドロップし、ロボットに指令を出すだけで、プログラミングの基本原理の学習を楽しく学ぶことができる。何かを作りたいと思いたったらすぐに、手を動かし、プログラミングして、「Lightning Lab」アプリを通じて世界にシェアできることも特徴のひとつだ。

 「SPRK+」の使い方はさまざま。迷路のナビゲートやプログラミングによる絵画、太陽系の模倣、水泳やダンスなど、プログラミングからアートまで、想像力次第で無限大に広がる。ニューヨークの利用者は、「市場には多くの教育用ロボットが存在したが、スフィロはコーディングのシンプルさで卓越している。さらにロボットの車や戦車、人形と異なり、ボールは男女問わず人気だ。」とコメントしている。実際に子どもが「SPRK+」で遊ぶようすは、スフィロ社のWebサイト内で公開されている公式動画で視聴できる。

 「SPRK+」の定価は16,800円(税別)。日本ではAppleのWebサイトで取り扱いがある。なお、「SPRK+」は、Bluetooth 4.0+(スマート)を内蔵し、電力効率の最適化が図られており、傷から守る頑丈なUVコーティングも施してある。ウォータープルーフや衝撃耐性も備わっているため、さまざまな場所で利用ができそうだ。「Lightning Lab」アプリのダウンロードは、Google Play、App Store、Amazon.co.jpから行う。Google Playでは日本語の詳細説明も公開されている。

◆SPRK+
定価:16,800円(税別)
仕様:
・Bluetooth互換性:Bluetooth4.0
・バッテリー:充電式リチウムイオン
・バッテリー寿命:最大1時間
・充電時間:約3時間
・高さ、長さ、幅:それぞれ7.3cm
・重量:181.44g
同梱物:
・Sphero SPRK+ロボット
・電磁誘導充電ベース
・クイックスタートガイド
・USB-MicroUSB充電ケーブル
・分度器と迷路テープの純正キット
※同梱物はすべてAppleのWebサイトで購入した場合の内容

◆SPRK+
《池野サキ》

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