今季初のインフルエンザ、東京と千葉の小学校で学級閉鎖

 東京都内と千葉市の公立小学校で、今季初のインフルエンザによる学級閉鎖が発生した。都内では足立区立東渕江小学校で9月9日から10日、千葉市内では千葉市立生浜西小学校で8日から9日、インフルエンザとみられる疾患で各1学級が臨時休業となった。

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過去4シーズンの流行状況(国立感染症研究所感染症疫学センター インフルエンザ流行レベルマップ)
  • 過去4シーズンの流行状況(国立感染症研究所感染症疫学センター インフルエンザ流行レベルマップ)
  • インフルエンザによる千葉市立学校臨時休業の実施状況
 東京都内と千葉市の公立小学校で、今季初のインフルエンザによる学級閉鎖が発生した。都内では足立区立東渕江小学校で9月9日から10日、千葉市内では千葉市立生浜西小学校で8日から9日、インフルエンザとみられる疾患で各1学級が臨時休業となった。

 足立区立東渕江小学校では8日、3年生の1学級において、在籍児童34人のうち、4人が欠席した。おもな症状は発熱で、インフルエンザと診断された児童もいるという。そのため、9日から10日の2日間、学級閉鎖の措置をとる。

 千葉市立生浜西小学校では、1年生の1学級において、在籍児童24人のうち、7人が欠席。このうち5人が、インフルエンザと診断された。インフルエンザウイルスが「A型」と診断された児童もいるという。8日から9日の2日間、学級を閉鎖している。

 インフルエンザは例年、12月から3月ごろに流行のピークを迎える。38度以上の発熱、頭痛、関節痛や筋肉痛など全身の症状が突然現れるのが特徴で、普通の風邪のように鼻汁、のどの痛み、せきなども伴う。予防には、流行前のワクチン接種が有効であるほか、手洗いやマスクなどがあげられる。
《奥山直美》

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