小学校でのプログラミング授業、約半数の保護者が「必要」

 小学生以下の子どもを持つ保護者の約半数が、小学校でのプログラミング授業が「必要」と感じていることが、エンジニア人材サービスを展開するVSNの調査により明らかになった。また、スマートフォンを使いこなす子どもは4割以上にのぼった。

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 小学生以下の子どもを持つ保護者の約半数が、小学校でのプログラミング授業が「必要」と感じていることが、エンジニア人材サービスを展開するVSNの調査により明らかになった。また、スマートフォンを使いこなす子どもは4割以上にのぼった。

 「子どものプログラミング学習に関する意識調査」は、全国の小学生以下の子どもを持つ10代~40代の男女を対象に実施。有効回答数は2,706。調査期間は9月12日~15日。

 2020年より小学校での「プログラミング教育の必修化」が文部科学省で検討されているが、小学生以下の子どもを持つ保護者の48.5%が、小学校でのプログラミング授業が「必要」だと感じていることがわかった。理由としては、「未来のテクノロジーをさらに進化させてほしい」がもっとも多く、「小学生の頃から基礎知識を身につけさせたい」「将来、プログラミングができて当たり前の世の中になると考えられるから」「論理的思考能力を身につけるために」が続いた。

 子どもが将来、プログラマーやエンジニアになることに「賛成」もしくは「どちらかといえば賛成」と回答した人は55.4%と半数以上にのぼり、理想とするエンジニア・技術者の1位は「スティーブ・ジョブズ氏」だった。

 子どもが使いこなしているデバイスを聞いた質問では、「スマートフォン」を「使いこなしている」もしくは「一部使いこなしている」と回答した人が40.6%、ついで「タブレット」32.7%、「パソコン」17.7%という結果だった。
《外岡紘代》

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