チエルとすらら、学校向けデジタル教材を共同開発

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 チエルとすららネットは、小中学校向けeラーニングドリル教材を共同開発し、2017年4月に発売すると発表した。「学習分析」と「適応学習」の機能を合わせ持った学校向けeラーニング教材を共同展開していく。

 「子どもたちの未来のために、世界中の先生の授業をICTで支える」を企業理念に掲げるチエルは、学校教育市場に特化したICT専業メーカー。フルデジタルCALLシステムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービス「CHIeru.net」などの開発・制作を手がけている。

 すららネットは、人工知能とアダプティブラーニングを活用したクラウド型学習教材「すらら」の開発提供のほか、学校・塾向けのコンサルティングを行っている。国内100以上の学校と600以上の塾で導入されており、海外での活用も進められている。2012年には「日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞」、2016年には「日本ベンチャー大賞 社会課題解決賞」を受賞した。

 文部科学省が2016年7月に公表した「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」の最終まとめを受けて、教員の指導力向上や授業改善、個に応じた学習の充実、学校・家庭のシームレスな学びの実践が期待されている。

 そこで、チエルは「CHIeru.net」で培ったノウハウを生かし、小中学校向けのデジタル教材クラウドサービスの開発において、学習記録データをもとにした「学習分析(ラーニングアナリティクス)」についての研究開発を進めてきた。

 一方、すららネットは「すらら」において、子どもたちの解答結果からひとりひとりの習熟度に応じて最適化した問題や解説を自動で提示する「適応学習(アダプティブラーニング)」の研究開発を行ってきた。

 両社は学校向けデジタル共同開発における業務提携をきっかけに、それぞれの技術や強みを生かし、「学習分析(ラーニングアナリティクス)」と「適応学習(アダプティブラーニング)」の機能を併せ持った学校向けe-Learning教材を共同展開していくとしている。

 なお、チエルは11月17日に小中学校向け「教育クラウドサービス」の提供を開始することも発表している。サービス第1弾は、チエルの授業用デジタル教材シリーズに個別学習や家庭学習、反転学習などに対応する新デジタル教材を加えた「らくらく教材クラウド(仮称)」。
《外岡紘代》

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