教育同人社・学芸大、教員向けパッケージ開発…5月提供開始

 教育同人社と東京学芸大学は、教員養成や教員研修で利用できる講義パッケージを共同で企画・開発し、5月より大学や教育委員会に提供開始する。小学校教員を目指す大学生や採用された間もない小学校教員が、効果的な指導方法を学ぶことができる。

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  • 学校教材の使い方 ミニ研修パッケージ(既刊の研修パッケージ)
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 教育同人社と東京学芸大学は、教員養成や教員研修で利用できる講義パッケージを共同で企画・開発し、5月より大学や教育委員会に提供開始する。小学校教員を目指す大学生や採用された間もない小学校教員が、効果的な指導方法を学ぶことができる。

 教育同人社はこれまで、教員研修向けのパッケージ開発や、ベテラン教員の学校教材活用ノウハウと知見をまとめた書籍の発刊などを行ってきた。その中で、大学や教育委員会から、教員を志す学生や採用間もない教員に対応したパッケージ開発を望む声が多数あったという。また、2016年11月18日に教育公務員特例法等の一部を改正する法律が国会にて可決・成立され、文部科学大臣の指針に沿って教員に必要な資質や期待される役割などの指標を定めるよう義務付けられた。

 これらの背景を受け、同社と東京学芸大学教育学部高橋研究室は、教員養成カリキュラムや教員研修で利用できる講義パッケージを企画・開発。講義パッケージを利用すれば、教員になった際に学校現場で必要とされる効果的な指導方法を具体的に学ぶことができる。また、カリキュラムには、これからの教員に必要な資質・能力となるICTやアクティブラーニングを取り入れている。

 講義パッケージの提供開始は、5月中旬を予定。申込みは、大学や教育委員会、小学校などの教育機関に限る。申込方法は、同社のWebサイトに後日掲載する。
《工藤めぐみ》

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