月・火星・金星の共演、2/1は日没後の西の空に注目

 2017年2月1日の夕方から宵にかけて、南西から西の空において月と火星、金星が接近して見える。太平洋側の地域では天気に恵まれるところも多く、3天体が共演する姿を観察できるチャンスだ。

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2月1日、月と火星が接近 (c)  アストロアーツ
  • 2月1日、月と火星が接近 (c)  アストロアーツ
  • 2月15日、月と金星が接近 (c)  アストロアーツ
  • 気象庁:午後5時発表の天気予報
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 2017年2月1日の夕方から宵にかけて、南西から西の空において月と火星、金星が接近して見える。太平洋側の地域では天気に恵まれるところも多く、3天体が共演する姿を観察できるチャンスだ。

 アストロアーツによると、2月1日の月は月齢4。この細い月と火星が、南西から西の空で5度以内の視野に納まって見えるという。月の暗い側がほんのりと見える「地球照」も美しく、2つの右下には宵の明星(金星)も並ぶ。3つの天体の共演は、肉眼や双眼鏡で楽しめるという。

 気になる2月1日の夜の天気は、気象庁午後5時発表の天気予報によると、関東から九州にかけての太平洋側はおおむね晴れ。ただし、ところによってはにわか雨やにわか雪の予報。北海道や東北、北陸、山陰の日本海側は残念ながら雨や雪、沖縄は曇り空が予想されている。

 なお、2週間後の2月15日深夜から16日の明け方には、月齢19のやや欠けた月と木星が接近。おとめ座の1等星、スピカも近くに見ることができる。ただし冷え込みの厳しい時間帯なので、観察する場合は防寒の準備が必要だ。
《鶴田雅美》

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