富士通エフ・オー・エム(FOM出版)は3月23日、中国のロボット教材メーカー「Makeblock」製の組み立てロボットキット「mBot(エムボット)」を題材とした、プログラミング教育書籍「Makeblock公式mBotで楽しむ レッツ! ロボットプログラミング」の販売を開始した。 mBotは、超音波センサーやラインセンサーなど本格的な部品を使用し、簡単な組み立てとビジュアルプログラミングで、リモートコントロール可能なロボットを組み立てられるキット。「Makeblock公式mBotで楽しむ レッツ! ロボットプログラミング」は、プログラミング的思考を育成することを目的に、実際にmBotを動かしながら小さな目標を達成する体験を積み重ねるテキスト構成だ。 mBotの組み立てから、ビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」をもとにmBotに特化した言語「mBlock」を使ったプログラミングまでを学習できる。mBotのライトを光らせたり、音楽を鳴らしたり、障害物にぶつからないようにしたりといった操作を、プログラミングを通して学習可能。 mBotは世界各国のほか、日本でも2016年12月より販売されているが、これが初の公式テキストとのこと。想定読者層は小学生を想定し、大きな文字やルビ、語りかけ調を採用している。 特典には、mBotを組み立てるコツを動画で確認できる「解説動画(ネット配信・約20分)」のほか、PDFダウンロード形式でmBotにお面として付けて利用できる「フェイスデザインテンプレート」と、mBotの動きを計測するときに便利な「メジャー・分度器」が特典として用意されている。 本体価格は1,800円(税別)。B5変型判191ページ。3月23日から通販サイトで取扱いが開始されたほか、全国書店でも3月末から販売予定。◆Makeblock公式 mBotで楽しむ レッツ! ロボットプログラミング本体価格:1,800円(税別)ISBN:978-4-86510-316-8仕様:B5変型判191ページ発売日:2017年3月23日(木)※書店での発売は3月末の予定