東京都教育委員会は4月13日、平成29年度のオリンピック・パラリンピック教育アワード顕彰校136校とパラリンピック競技応援指定校10校を決定した。顕彰校は今後、それぞれ指定された「5つの資質」育成に取り組む。 平成28年度に優れたオリンピック・パラリンピック教育を行ったとして顕彰されたのは、都内の幼稚園2園、小学校83校、中学校34校、義務教育学校1校、高等学校7校、養護学校1校、特別支援学校8校の計136校。 オリンピック・パラリンピック教育アワード校は平成29年度の期間、東京都が各校で指定する「重点的に育成すべき5つの資質」について、より育成を充実させる取組みを行う。 「重点的に育成すべき5つの資質」とは、ボランティアマインド(取組み実施校25校)、障害者理解(同46校)、スポーツ志向(同20校)、日本人としての自覚と誇り(同17校)、豊かな国際感覚(同28校)。取組みの成果は東京都教育委員会の承認などを経て、他校や他県に紹介される。 また、平成29年度パラリンピック競技応援校に指定されたのは、小学校6校と中学校4校の計10校。 指定校は、シッティングバレーボール、ブラインドサッカー、ボッチャ、ゴールボール、車椅子バスケットボール、ウィルチェアーラグビー、車いすフェンシングから選択したパラリンピック競技について、競技団体と連携して観戦や体験をする。競技大会での運営ボランティアにも取り組み、障害者スポーツに対する興味や関心の向上、理解の促進を図るとともに、取組成果を他校へ普及・啓発する。
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